ADL5201ACPZ ADL5201: 可変ゲイン・アンプ(VGA)、デジタル制御、高速、高ダイナミックレンジ
• 製品状況:新規設計にお薦めします。
ADL5201は、デジタル制御の可変ゲイン、広帯域幅のアンプで、高精度なゲイン制御、高出力IP3および低ノイズ指数を提供します。優れた歪性能と高い信号帯域幅を備えているため、ADL5201は、種々のレシーバ・アプリケーションにとって、優れたゲイン制御デバイスとなっています。またADL5201は供給電流をより低くするための、低パワー・モード・オプションも採用しています。
広い入力ダイナミックレンジ・アプリケーションに対して、ADL5201は、0.5dBステップで広範な31.5dBのゲイン範囲を提供します。このゲインは、複数のゲイン制御インターフェース・オプションを通して、調整することができます:パラレル・インターフェース、シリアル・ペリフェラル・インターフェースおよびアップ/ダウン・インターフェース。
独自の歪キャンセル技術を採用することによって、ADL5201は最大ゲイン設定で、200MHzに到達する周波数で47dBmを超えるIP3性能を達成しています。
ADL5201は、PWUPxピンに、適切なロジック・レベルを与えることによってパワー・オンします。ADL5201の静止時電流は、低消費電力モードで、80 mA(typ)です。より高性能を必要とするアプリケーション向けの高性能モードの構成のとき、静止時電流は110 mAとなります。パワーダウンのとき、ADL5201は、7mA未満を消費し、優れた入力-出力間のアイソレーションを提供します。ゲイン設定は、パワーダウン期間中にあらかじめセットされます。
アナログ・デバイセズの高速SiGe(シリコン・ゲルマニウム)プロセスで製造されているため、ADL5201は、高精度なゲイン調整を、優れた歪性能と低い位相誤差を維持して、提供します。ADL5201アンプは、小型、熱強化の24ピン、4mm×4mmのLFCSPパッケージを採用し、?40~+85℃の温度範囲にわたって動作します。
アプリケーション
差動A/Dコンバータ ドライバ
高速IFサンプリング・レシーバ
高出力パワーのIFアプリケーション
計測機器
特長と利点
ゲイン範囲:-11.5dB~+20dB(総合範囲:31.5dB)
ゲイン・ステップ・サイズ:0.5dB±0.1dB
差動入力/差動出力インピーダンス:150Ω
最大ゲイン時のノイズ指数:7.5dB
OIP3:>50dBm@200 MHz
-3dB周波数帯域幅:700MHz
広い入力ダイナミックレンジ
複数の制御インターフェース・オプション
-パラレル6ビット制御インターフェース(ラッチ付)br> -シリアル・ペリフェラル・インターフェース(SPI)(高速アタック付)
-ゲイン・アップ/ゲイン・ダウン・モード
低消費電力モードのオプション
パワーダウン制御
5 V単電源動作
24ピン4 mm × 4 mmのLFCSPパッケージを採用
ADL5201 機能ブロック図
IF VGAS 向けセレクション・ガイド
ADL5201
AD8375
ADL5202
AD8376
AD8370
ADL5331
ADL5336
AD8368
ADL5562
ADL5561